石器を付け始めていたとする研究論文が、米科学誌サイエンス(Science)で15日発表された。
やりに石の尖頭器を装着する行為は、単に木の棒を削ってとがらせるよりも多くの準備と労力が必要とされる
技術で、初期人類が狩猟用の武器を発達させる上で重要な役割を果たしたと考えられている。
尖頭器付きのやりは30万年前までの石器時代の遺跡ではよく見つかっていたが、これよりはるかに昔から
人類は石やりを使っていたことが論文により示された。
論文の共同執筆者、米アリゾナ州立大(Arizona State University)のBenjamin Schoville氏は「ネアンデルタール人と
現生人類は石やりを使っていたが、これら2種が分岐する以前にこの技術が存在したことを示す初めての証拠となった」と話している。
主執筆者のカナダ・トロント大学(University of Toronto)のジェーン・ウィルキンズ(Jayne Wilkins)氏は「この発見により、
これまで現生人類とそれに最も近い近縁種(ネアンデルタール人)の特徴とされてきた行為が、
さらに遠い昔の祖先にまでさかのぼる可能性が出てきた。これは現生人類より前の初期人類が持っていた能力に
対する考え方を変える発見だ」と述べている。
今回の研究で分析された石の尖頭器は、35年ほど前にアフリカ南部のカラハリ(Kalahari)砂漠にあるカサパン1(Kathu Pan 1)
遺跡で出土したもの。2010年に光ルミネッセンス(OSL)法などを用いた研究で、この尖頭器は50万年前のものだとされていた。(c)AFP
▽画像 カナダ・トロント大学(UniversityofToronto)のジェーン・ウィルキンズ(JayneWilkins)氏が提供したやりの先端に
装着された尖頭器の写真(2012年11月14日提供)。(c)AFP/JayneWilkins
▽記事引用元 AFPBB News( 2012年11月16日 10:19)
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2912163/9844825
▽Science
「Evidence for Early Hafted Hunting Technology」
http://www.sciencemag.org/content/338/6109/942.abstract
>と話している。
>と述べている
>だとされていた。
すぐ取れちゃいそうだが
取れても捕れたら後からまたつけるってことじゃないか
モノリスか
一つは、適当に石と石をぶつけて、壊した石の破片の中から拾って利用するタイプと
もう一つは、固い石を大きめの石の狙った位置にぶつけて、大きめの石から鋭いやつを拾うタイプがある
これで原人が「とりあえず道具を作る」種類と、「考えて道具を作れる」種類に分けられるってさ
手に入る石にも依るだろ
前者から後者に進歩したということだろ?
多分だけど、石器より前に骨器の時代があったはず。
手に入りやすく加工しやすい。
『2001年』でも、猿人が最初に手にした道具というか武器が骨だったろ?
ただ、骨は分解されるから残ってないが。
もしかしたらキリンさんが使ったかもしれん
![https://www.usonews.org/wp-content/uploads/14c6bc69.jpg](https://www.usonews.org/wp-content/uploads/14c6bc69.jpg)
母ちゃん 「ちょっとは体動かしたらどう?働いてくれたら助かるんだけど」
2chは共産主義を嫌う人が多い
だがソビエト時代に書かれたノンフィクション?の「人間の歴史」という本を見ると
「石器だけの時代には、槍が重かったので投げる方法で遠くの獲物を捕らえるのは難しかった
だが、石器が精巧になってナイフのように骨を削る事ができるようになったので、
骨器を投げ槍の穂先として加工できるようになり、ウマやガゼルのような素早い獲物を
狙えるようになったのである」
などと書いてある
アウストラロピテクスの時代に一度は骨を使ったであろう
その後より硬い石器に取って代わられたが、クロマニョン人の時代になってから加工しやすさや軽さに注目して
再び骨器の使用率が増えて行ったのでは?と考えられるのだ
ただ、動物の頭蓋骨を皿代わりに使う、なんて事は原人の頃からやってたかも知れないな?
武器に器に便利だし、竹文明とかどっかにありそうな気がするんだが
少なくとも俺はそんなこと出来ない
昔は、天然の金属銅がかなりの数と量で転がっている地域があったんだってさ
日本は大型の石英がなく、縄文時代でも黒曜石が石器の材料のメインというイメージになっている
だがガラス質の黒曜石より固い、石英の結晶が大陸ではしばしば使われる
向こうで火打石といえば石英の結晶、フリントなのである
だから石器=フリントストーンとしばしば称されるのだ
これら石英の結晶も昔は多かった
だがこれが地上で枯渇して、穴を掘る必要が出てきてしまった
そのような縦穴で、石英のあるチョークの層まで掘られているのが多く見つかっている
この時代に、天然銅の存在に気付いたのだろう、との事である
彼らは銅も石器のように叩いて、叩くと形が変わり、ある程度精錬されて固さを増す事にも気付いた
そしてこれを高温にすると溶けて、赤みを帯びて輝く物体になると知った
これを再び石器で叩いたり磨いたりして薄い刃物に仕上げた
やがて地上から天然銅が尽き、掘り出すようになった
そして錫を加えて青銅にして固さを増すようになった
と、全部上述の「人間の歴史」からの引用だ
頭がソ連に染まるぞと批判される書物であるw
コメントはこちら